一の沢洞くつ
蛭沢湖の北東、標高400メートルの山腹に一の沢岩陰遺跡がある。昭和33年に発見、36年発掘調査が実施された。1、2、3、洞があり前庭部を含めての堆積層は6層からなり、上より土師器、弥生式土器、鉄刀、縄文前期の土器、石器、同じく早期後半、草創期と層位的に出土し、その変遷が明確にされた。
また、縄文期の出土品が多量であるのに比し、弥生、土師器が少なく、狩猟等一時期の仮住居であったのか、それにしても相当長期にわたって使用されたということが、出土品により証明されるという。
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更新日:2019年03月29日