産地紹介
高畠町は、山形県の南部、米沢盆地に位置し、稲作や果樹、畜産が盛んな地域です。有機栽培は、水稲が中心となっており、複数の生産者組織が存在し、それぞれ生産・販売を行っています。近年は、野菜や雑穀の有機栽培に取り組む若手生産者も活躍しています。
また、取組みが難しい果樹についても、町内のワイナリーが、醸造用ブドウの有機栽培に取り組んでいます。
高畠町は、先人が培ってきた有機農業を、多様な形で若い世代に継承していくことを目指し、オーガニックビレッジ宣言を行い、取り組んでいます。
有機農業運動50年の軌跡
高畠町の有機農業は、昭和48年(1973年)に青年有志により、有機農業研究会が発足したことに端を発し、半世紀にわたり有機農業運動に取り組んできた歴史があります。
農業の近代化による弊害や矛盾に対し、農民の自主性を保ち、自立した農業を確立するため、有機農業という道を志しました。多くの苦難を乗り越えながら、都市部の消費者との「提携」を中心に発展しました。
また、当町の有機農業は、単に生産手法の一つとしてではなく、農民の暮らしや農村のあり方を問うことを根底に置いた、社会運動として展開されてきたことが特徴と言われています。
有機農業運動の柱
- 何よりも安全な食べものを作ること。
- 本物の食べものを生み出すために、生きた土を作ること。
- 失われた自給というものを回復すること。
- 環境をしっかり守ること。
- 農民の自立を目指すこと。
生産者紹介
高畠町有機農業推進協議会に加盟する生産者(組織)を紹介します。
有機農業とまちづくり
有機農業は、まちづくりにも影響を与え、食と農のまちづくりを進めてきました。
学校給食と自給野菜組合
「安心安全な食べ物を子供たちへ食べさせたい。」という思いから、地域の生産者が、学校給食へ地場産の野菜を提供する取り組みが続いています。
最も歴史が深い和田小学校自給野菜組合(1964年発足)のほか、学校毎に組織されています。
無農薬を含め、健康や環境に配慮して栽培されています。
問い合わせ
〒992-0392 山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
Tel:0238-52-1827
耕す教育の実践
町教育委員長を務めた星寛治氏により、「農」が教育に果たす重要な役割(いのちを大切にする心を育む教育)が唱えられ、食農や食育を推し進めてきました。
小学校では、農園で作物を育て、土に触れ、自然や食べ物について学ぶ学習活動が実践されています。
中学校には、学校の畑で農作物を育てる部活動「農業生産部」が活動しています。
問い合わせ
〒992-0392 山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
Tel:0238-52-1827
都市と農村の交流
有機農業は、地域に多くの交流をもたらしました。消費者との提携による援農に始まり、有機農業を学ぶ学生や研究者の受け入れのほか、農村の魅力や有機農業について都会の人に学んでもらう、「まほろばの里農学校」などにより、都市と農村の文化的な交流が図られました。
問い合わせ
〒992-0392 山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
Tel:0238-52-1827
地域認証「まほろばみのり」
オーガニックビレッジ宣言を機に、地域内での有機農産物の地産地消の促進をねらいとして、有機栽培をはじめ、環境保全型農業により栽培された農作物を、町独自基準により認証しています。
認証農産物は、町内の農産物直売所等で販売されています。
問い合わせ
〒992-0392 山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
Tel:0238-52-1827









